Windows7 で 英語版XP Mode と日本語版XP Modeを共存させる

Windows 7 では Virtual PC で XP を動かすことが簡単にできる。
上位エディションでは XP Mode をMicrosoftのサイトからダウンロードして入れることができる。
基本的には、日本語版XP Modeを入れれば問題ないのだが、先日英語版XP Modeの導入を余儀なくされたので、
英語版をダウンロードしてインストールを使用としたところ、「すでに別のがあるからできん!」と怒られた。
これは困った。。。
基本的に2種類のXP Modeはインストールできないらしい。


色々ごちゃごちゃやっていたらできたので(というかたわいもない方法だが)残しておく。
手順は簡単。
英語版インストール後,設定ファイルとHDDイメージファイルをバックアップして、英語版を消し、日本語版を入れる。バックアップを元の場所に戻せば完了。


まず、英語版をインストールし、初期設定を完了させる。
ユーザ領域の仮想マシンフォルダに設定ファイルvmcx、[C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\Windows Virtual PC\仮想マシン] にハードディスクイメージ vhdがある。また、この vhd は差分なので親HDDは C:\Program Files\Windows XP Mode に vhd がある。この親ファイル、英語版でも日本語版でも同じファイル名になるため、設定ファイルの方で親の変更をしてあげないといけない。しかし、この変更が簡単にできない。以下の手順で変更する
 1.親HDDイメージファイルを複製し、適当に名前を付ける。 Windows XP Mode Eng base.vhd とでもしておこう。
 2.設定ファイル Womdpws XP Mode.vmcx の設定を開く。右クリックのメニューから設定で開ける。
 3.ハードティスク1の項目を選び作成ボタンを押す。→ 差分を選択
 4.名前を適当に付けて(Windows XP Mode Engとでもしておく)次へ
 5.ここで親を選べるので先ほど作った Windows XP Mode Eng base.vhd を選択し、作成する。
これで、設定変更できたので、この親HDD Windows XP Mode Eng base.vhd と差分で出来た Windows XP Mode Eng.vhd及び設定ファイルWomdpws XP Mode.vmcx をバックアップしておく。バックアップといってもデスクトップあたりにコピーしておけばよい。
おっと、書き忘れた。出来れば設定ファイルの名前も変更しておくと良い。といっても直截な前変更しても元に戻されるので、設定から名前を変更するように。

次に、英語版をアンインストールして、日本語版をインストールする。
親HDDの名前を変えたければ、英語版の時と同じ手順で行う。別に変える必要はない。
で、先ほどバックアップしておいたファイルを元の場所に戻す。(戻さなくてもいける者もあるようだけど念のため)
これで、英語版XP Mode と日本語版XP Modeが同時に使用できる。
要は、HDDイメージをとっておけばよいだけの事だ。


ついでに・・・英語版で日本語を使うにはこちらを参照してね。